2003年flower9月
インターネット法話

テレホン法話
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熊本県長洲町安正寺 住職 隈部 壽春


 お彼岸は佛の法満ち満ちて、お彼岸の国の功徳を身一杯に成就して、この世に出て来て下さったお釈迦様の本国ですね。その国は、光にみちみちて、一切は輝き自然の宝珠に溢れ、心身を満足せしめて下さる功徳成就の世界ですね。無量壽経に、春、秋、冬、夏、は無く、寒からず、暑からず、常に穏やかで調えられた世界で、清浄安楽の光行で尽くされている世界であるから、あらゆる国の指導者達、あらゆる佛の国からも尋ね学ぶ来訪者達は数える事は全く不可能なくらい溢れている。とお釈迦様は阿難尊者にお説きになりました。お彼岸の国の阿弥陀仏はその第一の願いとして、三悪道無き世界を成就せんと誓われます。その国成就して(南無阿弥陀仏)となり、六字の名にその国のいのちを湛えて、一切世界の有情に送り届けて下さってあります。その心を受け取ってくれる民族こそ、日本の国の住民である、と、期待されたのが、聖徳太子でしたね。その心を確かに身に戴き歓喜讃仰し、浄土の真宗今盛んなり。と真実の仏法を顕彰されたのが、親鸞聖人でありました。「唯念仏して、弥陀に助けられまいらすべし」と言う法然上人の仰せを受けて、阿弥陀仏の願いと、お釈迦様の願いとが一致した(いわゆる二尊一致の教え)と同時に一切諸仏が共に讃嘆して止まぬ、称名念仏の大道を歩き通して、教えと身の事実をくまなく書き述べられたのが教行信証六巻であり、その他多くの書き物を残していらっしゃいます。仏法で大事な、正定聚不退転の位置に立つ時と人を、今日唯今に念仏の法を聞き念仏を申す人こそ、釈尊第一の弟子であり、諸仏に称賛される、弥勒菩薩とも同じ世界に生きる人と褒め讃えていらっしゃいますね。