2003年flower7月
インターネット法話


テレホン法話
0968-78-1333(毎月 1日、11日、21日更新)

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熊本県長洲町安正寺 住職 隈部 壽春


 7月、1年の後半が始まりましたね。今月の言葉に、亡き人はいつも私と一緒に、仏道に生きて居て下さる。と表記しましたが。7月はお盆と共に、七夕さんの月ですね。沖縄は既に、梅雨は明けましたが、九州はまだ今月半ばまで続きますね。雨は続いて、川の水はたくさん流れてくれるでしょうが、暑さと共に、水辺での仕事も多くなりますね。水から生まれた生物の人間の文化は川の辺りから開かれて来ましたが、治水こそ国を治めるもといであると中国の言葉にありますが、その中国の高僧善導大師は、自然は即ち弥陀の浄土なりと示されます。弥陀は阿弥陀の略ですが、阿弥陀は摂取不捨の働きを表します。摂取はお慈悲の慈愛のお手の中に抱いてくださる事を表しますね。そして不捨は、真の智慧を得るまでは決して離さないと言うお働きなんです。 お盆も七夕も亡き人の御供養のための大事な日なんですが、お釈迦様が仏教をお示しになって3千年、その中からお釈迦様の真意を汲み取って、弥陀の本願こそ、劫初より働き続けて、知恵を持つ人間への志願、それはあらゆる形を取った形なき仏様のお姿、それを仏道と言いますね。武道、芸道、書道、茶道。みんな一人一人が身をもって行う道ですが。 仏道は違うんです。仏様が働いて下さる道なんですね。愛と認識の道を歩めと、促し続ける、亡き人が阿弥陀仏と共に私たちと一緒になって生きて居て下さる事を戴くのが、お盆であり、七夕さんでございます。