2003年flower4月
インターネット法話

テレホン法話
0968-78-1333(毎月 1日、11日、21日更新)

いつでも どこでも だれでも 聞ける
 電話のお話3分間
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熊本県長洲町安正寺 住職 隈部 壽春


 新年度を迎えてそれぞれ新しい顔と心が揃いましたね。今月の言葉に、《新年度、新しい出発、聞法によって開かれる》と掲げましたが、何事も第一歩が大事ですね。一歩の方向が行く先を決定します。4月8日はお釈迦様の御誕生日ですが、花御堂に飾られた中に、天と地を指差して、スックと立たれた誕生佛のお姿がありますね。人間の誕生、それは天地自然の法則真理を心に受け、身に体するところに、真実の花が咲きます。沖縄の唄に《花を咲かそうよ》とありますが、身の花、心の花は、真理を体得する信心の花、弥陀の本願に示される、正覚の花、如来浄華の花の中に生きる身となる事こそ、自利利他円満する真実の花、永遠に咲き薫る花を咲かせる事となります。実は一人一人が花を咲かせる事ではなくて、真実の花の中に生きる身となれば、その花が一人一人の花となって咲き薫って下さるのです。花を咲かせた。と言うのではなくて、花を仰ぎ、花を愛で、花に親しむところに、花と咲く喜びがあります。そこに釈迦牟尼仏陀の真理の教えがあります。親鸞聖人は浄土の真宗として、真実の宗教を御示しになりました。それは信じるとか、信じないとか言う人間の判断を超えた真理を表しますから、浄土真実の教えを聞く事を抜きにして、真実への出発は無いと言うべきでしょう。聞法によってはじめて開かれます。