|
2002年 5月
テレホン法話・インターネット法話
0968-78-1333
 |
いつでも どこでも だれでも 聞ける
電話のお話3分間
このページからも どうぞお聞きください
熊本県長洲町安正寺 住職 隈部 壽春 |
|
晴れと雨、どちらも大切な自然の恵み。光と光合成による生命の保持、雨はまた、潤いと生命の維持に欠かせない恵み。どちらも、豊富に恵まれる月ですね。青空に泳ぐ鯉ノボリ、観光地には、川の両岸から結んだ綱に大きな鯉を風に泳がせ、その姿を水に映して、子供の日を、御祝していますが、急に降り出した雨に、大空の水の流れに、鯉は生気を取り戻した様に、静かに空を見上げる。夏を前にした八十八夜、雨も晴れも充分に欲しい時。そこには、また、ルールが必要。過ぎたるは、及ばざるが如し。五月雨や、集めて早し、最上川。轟々と押し流す強い流れとなって、人知を超えて予定を覆す。心して、自然の教、如来の教法を聞思する時でもありますね。阿弥陀経に、「今現在説法」と説かれます。今現に説法しまします。晴れにも雨にも、如来の言説が響いております。その声を聞くところに、「国富民安」と示されます。仏説は、宇宙に満つる真理の言説。聴聞は生命ある者の使命。今、最も失念している物の一つでもあります。これを失った世相は、欲望の声ばかりが激しくて、金、金、金で政治も根本から覆へる寸前に立っている様です。それを、仏陀は、「四暴流」と、説かれます。暴れた四つの川の流れ。1に欲の流れ。2に執着の流れ。3に間違った見解の流れ。4に真実を知らない識見の流れ急ぎ正見に立ち帰らして頂きましょう。 |
|