2002年flower2月
テレホン法話・インターネット法話
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熊本県長洲町安正寺 住職 隈部 壽春


 2月は如月、釈尊入涅槃の月ですね。そして、親鸞聖人が生涯を通して父(タタ)母(アマ)と仰ぎ、世尊の再来と慕われた、聖徳太子の御祥月でもあります。釈尊入涅槃の時、阿難尊者に特に言い残された言葉、「自らに依りて、他に依る事なかれ。法に依りて、他に依る事なかれ」と。法は自らに働き、他の一切に働く。その法は摂取不捨の法。全てを生かし続ける法。その法の心を南無阿弥陀仏の名に現して、三世を通して全ての人に、今日唯今に生きる生命を施与して下さる教えを説き終えられたのですね。阿弥陀経には、「信じ難き法を説くことが出来た」と、自ら一切世界に入出する法を体得しつつ涅槃に入られたのでした。それを証明する様に尊者の歴史があります。其の歴史を、親鸞聖人は、高僧と論説と人格をあげて証明されました。「ここに道あり。迷うことなく、この教説に依れ。この道の他に道無し」と、命をかけてお示しになりました。