2015年
2月
インターネット法話
二月十五日は涅槃会、釈尊八十年の生涯を終え、涅槃に入られた日で、涅槃図にあります様に生きとし生きる総てのものが悲しみのあまり集い来て、御説きになったみ教えを、ヒシと心に刻んで居る様子が伺い知れます。二月九日八十五歳の親鸞聖人は、夢の中で、「弥陀の本願信ずべし、本願信ずる人は皆、摂取不捨の利益にて、無上覚をばさとるなり。と言うおうたを胸に戴かれました。二月を如月と言って真如の世界。仏様の世界を心に戴く大事な時と、教えられています。