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2001年 7月
テレホン法話・インターネット法話
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電話のお話3分間
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熊本県長洲町安正寺 住職 隈部 壽春 |
お田植え後の田圃の苗も、ぐんぐん伸びています。水面に伸びた苗が風にそよいでいる姿は、身に心に生命の力を与えてくれます。冠水除草、施肥、たゆまぬ行為が求められます。
親鸞聖人がお田植えの手伝いをしながら歌われた言葉が思い出されます。
五劫思惟の苗代に 一念帰命の苗を植え
念々称名の水をかけ 雑行雑修の草を取り
実りの秋になりぬればこの身取るこそ嬉しけれ
五劫思惟の苗代、それは今の阿弥陀仏が前の法蔵菩薩であった時に全世界の人々の身と心の生活の場を苗代として耕し、岩も石ころも泥も同じように命を吹きかけ、光りに向かう指向性の種を降ろして苗を育て、その苗は風にそよいで念仏の声となり、念仏は法水の水を求めて、自ずから一心一向の聞法生活に励み、自然に迷信的行為を退け、人生の終わりには阿弥陀仏の国に、この身を取り上げてくださるお働きの尊さを心に思い歌いながら、教えて下さったのですね。
7月は8月と共にお盆が勤まります。人間の生活は遠い遠い願いの歴史の上に築かれています。親の親のそのまた親の、子を思う念力の積み重ねの先端にこの身があります。念力を一杯に受けている身として御先祖の御恩を忘れるわけには、ゆけませんね。 |
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