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2001年 5月
テレホン法話・インターネット法話
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電話のお話3分間
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熊本県長洲町安正寺 住職 隈部 壽春 |
5月の始まりは連休ですね。あるお仕事を業者の方にお願いしましたら、連休明けに良いでしょうか、と言うご返事が返って来ましたが連休中に勤められるのが仏事法事ですね。仏事は仏様のお仕事、法事はお法(ミノリ)のお仕事と言う事です。でもちょっと考えると仏事は亡くなった方の為にお供養するのですからご先祖の為の私達の仕事であり法の為に行う私達の仕事なんですね。
それをどうして仏事法事を仏様のお仕事、法の方からのお仕事と言うんでしょうか。そこに仏法の世界の深さがあります。
御恩と言う事を知るところに人間の尊さがあります。お釈迦様のお言葉に人間としての尊い行いは亡き人の御恩を仰ぐ行為である。御恩を知るによって人と名づく、御恩を知らざるをば人と名付けず、とあります。四恩と言う事が示されますが、第一に親の恩、二番目に衆生の恩、三番目に天地自然の恩、四番目に仏様の恩。仏様の恩は真実の世界に目覚めさせて戴いた御恩ですね。真実の世界は真如法性の世界。すべてを生かしている命の世界を言います。親鸞聖人は特にこの真実の世界を詳しく明らかにして下さったお方ですね。
真実の世界は全ての生きとし生きる物の中に平等に働いて下さってあるのです。そしてその心は、清浄心に満ちているお働きです。平等清浄の精神と行動を現実に生きている私達に実働させて戴くのが仏事法事ですね。とすれば仏事法事は私達の仕事ですが、あの手この手48手と言われるように、いろんな仕事を続けておりますが、その中で人として最も尊い仕事を成し得た事は、仏様の大きな導きの働きのお陰である事は確かな事ですね。
おかげさまで有り難うと、今現に生かされて、正しい道の御縁に会う事が出来た喜びを、手に数珠をかけて、御本尊を戴き、お法(ミノリ)に照らされて人としての命に蘇る大事な仏様のお仕事なんですね。 |
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