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      2021.10.1  第11願 必至滅度の願(ひっしめつどのがん)
      2021.10.1  暮らしの仏教語 「開化(かいけ)」
      
       

第11願 必至滅度の願
 たとい我、仏を得んに、国の中の人天、定聚に住し
必ず滅度に至らずんば、正覚をと取らじ。


[大意]もし、わたしが仏になるとき、わたしの国の天人や人々が、正定聚に入り、必ずさとりを得ることがないようならわたしは決してさとりを開きません。


 この願はひと言でいえば「私が仏になろうとしたときに、すべての人々が、必ず仏になるといわれる正定聚の位につき、涅槃のさとりに至ることがなかったならば、仏になりません」ということです。
 正定聚とは「不退転」ということです。「不退転」の人生とは、あと戻りのないたしかな人生と言ってもいいでしょう。もともと「正定聚」という言葉は、凡夫が阿弥陀仏の浄土に往生すると、直ちに正定聚に住しそこで修行して仏になるという場でした。しかし、この様な従来の理解に対して親鸞聖人は、この土(穢土)で真実の信行をうれば、そのときただちに正定聚の位につき、必ず涅槃(滅度)にいたると明らかにされました。いまここで、私たちが正定聚の位につくということから、これを「現生正定聚」といいます。正定聚につくことによって往生が決定し、第十一願の誓によって、それは必ず涅槃の果が開かれてくるのです。つまり、往生の始まりが正定聚で、それから願海に生かされるのです。
 第十一願によって、凡夫が成仏するはたらきが名号の中に完成され、本願力のはたらきによって、現生そのものが、私のあゆみとして導かれて往くのです。

法座のご案内
仏教婦人会法要■
10月17日(日) 午後1時~3時
 勤行・法話 『歎異抄』に学ぶ

■宗祖お逮夜法座■
10月27日
 午後1時~3時 勤行・法話[前住職]