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      2021.7.1  第8願 他心智通の願(たしんちつうのがん)
      2021.7.1  暮らしの仏教語 「流行(るぎょう)」
      
       

第8願 他心智通の願
 たとい我、仏を得んに、国の中の人天、他心を見る智を得ずして、下、百千億那由他の諸仏の国の中の衆生の心念をしらざるに至らば、正覚を取らじ。

[大意]もし、わたしが仏になるとき、私の国の人々が他心智通を得ず、数限りない    国々の人のこころを自在に、見抜くことができなかったならば、わたしは決してさとりを開きません。。


 元々この本願は法蔵菩薩因位の時建てられたもので、既に成就して、その国土は今、十方を尽くして働いている世界なんです。
 釈尊自身その働きを身に受けて説かれたのが無量寿経なんです。国中人天は、未来何処かにあるものではなく、今ここにある世界のことなんです。その世界に立って説いておられます。阿弥陀仏の世界に生かされる者の功徳として「他心智通の願」があります。
 他心の他は、凡夫の自我を超えて、一切を包み「平等清浄真実」の「智慧慈悲円満」の心を顕しますから、阿弥陀仏の現行を表します。阿弥陀仏は私を「汝」と呼び、釈尊は「仁士」「キミ」と呼び、本願の大地に生かされる者として、全て全く違った姿形を持っていても、其処には皆、最高の品位が廻向されています。
 清沢先生は「只今実験中なり」と、曽我先生は「如来我となりて我を救い給う」と。生死の苦海にあって、願海に生かされて、私達の心の奥底まで見い通されて、引き換えに清浄平等真実心が開かれて、貴方も私もかけがえのない尊い「他心智通」に生かされている現在只今の一息なのです。

法座のご案内
定例法座■
7月18日(日) 午後1時~3時 勤行・法話
『歎異抄』に学ぶ