日帰り湯河原梅見紀行? 2004.2.29 |
うち〜小田原 |
今年は梅がとても気になる。梅、梅、梅・・・梅が見た〜い! 梅といえば熱海梅園が有名だわね、と思っていたら今は湯河原の方がいいんだそうである。 んじゃ行って見よう!ということになった。 当日のお天気は曇り空・・・雲ひとつない晴天よりも、こんな日が好きなので元気に家を出た。 ・・・まさかこのあとに悲劇が訪れようとは夢にも思わない二人であった。(?) |
小田原城の梅子 悲劇その1 |
9時半、小田原駅。小雨の降る小田原城へ。 お城好きのオットは、なぜかここの動物園も好きで、今日も道すがら寄ることにしたのだった。 お城と動物園という組み合わせが妙で、でもなんだか惹かれてしまう不思議な場所。 前に来たのは結婚前だったので7年以上前のことだ。まだ残ってるだろうか、あの動物園・・・ あった。天守閣は素通りし、まっすぐゾウの梅子のもとへ。 梅子は畜舎の中に入っているらしい。「ぞう〜ぞう〜」としつこく呼ぶと梅子は出てきた。
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小田原〜湯河原 | ||||||
快速アクティーで16分。湯河原は近い。 旅ののっけからゾウに水をかけられたオットは、テンション下がりきっている。 ゾウの水・・・ようく考えると、ゾウの長い鼻を通ってきた水、しかも水飲み場の水は雨水を貯めたような水だった。 オットの、おろしたてのリュックと洗いたてのジャケットは、なんだかゾウ臭いのである。葉っぱもついてる。 この日から、このリュックとジャケットは「ゾウの」という枕詞が付くことになった。 |
嵐の湯河原梅園 悲劇その2 | ||||||
湯河原の駅前には湯河原梅園行きの臨時バスが出ていて行列ができていた。 私たちも並んでバスに乗り込んだ。バスが坂を上るほどに雨足が強くなり、視界が悪くなっていく。やな予感。 20分ほどで到着、バスを降りると雨に加えて強風まで吹き出して、お花見の露天は風で吹っ飛びそうになっている。 ここでお花見弁当でも買って梅を見ながらお昼ご飯♪という予定が台無し・・・ 湯河原梅園は山肌に沿って梅林が広がっていて、見ごたえがある。濃淡のピンクが雨のなかに滲んでいる。 香りを嗅ぎ分けたりしながら梅の下をのんびり歩いたら楽しそうだ。風雨とぬかるみさえなければ、だけど。 下から見上げるだけで断念した私たちの横を、山歩きと防雨の完全装備の人たちが通り過ぎて行った。にくい〜。 バスで駅前まで戻り、ロータリーにあるうどん屋で昼食。
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万葉公園 独歩の湯 | ||||||
昼過ぎには雨が上がったので(ムキ!)「独歩の湯」へ行くことにした。私は無類の足湯好きなのである。 「独歩の湯」は日本最大の足湯施設。(使用料 大人300円) 湯河原駅から不動滝・奥湯河原行のバスで12分ほど。落合橋下車。バス停からは細い坂道を降りていく。 タオルの貸し出しは有料なので、タオル持参で行くと良い。更衣室でゴムサンダルに履き替える。 丸い敷地の中に効能?の違う9つの足湯があり、それぞれ底に石などの細工があって足の裏を刺激する。 中にはかなり痛いのや何の刺激もないものや熱いのやぬるいのがある。 自分好みのが見つかったら、足湯のふちに腰掛けてボーっとするのが気持ちいい。 温泉と違って、オットと2人で入れるのが楽しい。家族連れ、カップルで賑わっていた。 |
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こごめの湯 | ||||||
独歩の湯から少し歩いたところに町営立ち寄り温泉「こごめの湯」がある。 入湯料1000円、ここもタオルは有料なので持参で行くべし。 泉質は無色透明な弱アルカリ泉で、肌がしっとりとして良い感じ。湯船も広くて気持ちいい。 「万葉の湯」と「小梅の湯」が日替わりで男女入れ替わる。この日の女風呂は「小梅の湯」だった。 ここは休憩所や食事どころもあり、食べ物に持ち込みもOKらしいので、1日中ゴロゴロして過ごすこともできるのだそうだ。 この日は梅の時期だったせいか激混みで、座る場所を探すのにも苦労するほどだった。 |
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小梅堂 | ||||||
きび餅で有名な小梅堂へ。こごめの湯から歩いてすぐのバス通り沿い。 地図を見ながら歩いていたら、風格のある店構えが見えたのでですぐに分かった。 ところで私は「きび餅」に弱い。 真っ白いお餅よりも、あの野趣味のある黄色い色合いと、あっさりとした軽い口当たりが好き。 小梅堂にて、個包になった16個いり(680円)を注文したら、
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