襟裳岬の野生のゼニガタアザラシを見に行ってきました。
襟裳町にある旅館の「望洋荘」で宿泊客のみの、
アザラシウオッチングツアーに参加しました。
ここのご主人は漁師さんで、このツアーは早朝６：００ごろに
スタートします。（予約が必要です。悪天候時は中止です。）
ツアーは、約一時間です。
岬まで１０分ぐらいで到着しました。このときは干潮でしたよ。
「すご〜い！」 「感激〜！」 「いや〜何頭いるの〜！」
興奮しましたねっ！数え切れないほどのアザラシが目の前に！
ここのご主人はアザラシ達との付き合いが長いらしく、
アザラシ達も、「あ〜この人か〜」と言っているかのように動じず
逃げ出すアザラシがいませんでした。（よかった〜）
でも、もちろん、一定の距離は保ちながら見させていただきました。
「１００頭以上は必ずいるね〜！」 「１５０頭ぐらいかな〜？！」
「すご〜い、あんな高い所にまで！」 「満ち潮の時に登ったのかな〜？！」
この襟裳岬には、北海道で確認されている約５５０頭のゼニガタアザラシのうち、
約３００頭が生息している、北海道最大の生息地です。
船の上からの撮影なので、よく写っていなくって、ごめんなさい。
泳いでるアザラシはあまりいませんでしたよ。
み〜んな、ごろごろ♪ 波がかかりそうになると、一斉に
頭や足を上げる姿には、可愛くって思わず笑っちゃいました！
昔に比べて、少しずつ頭数が増えているとのことですが、安心して
子育てができるような上陸場が減少しているとのこと・・・。
アザラシにとって決して住みやすいところではないようですね。
襟裳岬では、船に乗らなくてもアザラシを見ることができました。
岬からはもちろんのこと、ここの「風の館」からも見れます。
風の館の受付で望遠鏡を貸していただけます。（肉眼でも見れたなぁ〜！）
ちなみに、私達が朝、船に乗った日の午前１０時ごろのアザラシの
上陸数は２１５頭だったそうです。（風の館の受付のところにその日の頭数が
記入されていますよ。他にも、アザラシのシールが売っていました。）
それと、風の館の入口の横に、岬のお土産屋さんが何件か並んでいるんですが
その中ほどに、アザラシについての、いろいろな資料や紹介のコーナーが
もうけられていました。とっても、素晴らしい展示で、しばらくここで見入ってしまいました。
襟裳岬に遊びにいかれた際は是非ここに立ち寄って見てください。
とっても、勉強になり、いろいろと考えさせられました。
(アザラシの保護のこと、漁師さんとの共存のこと・・・難しい課題ですけど。)
襟裳岬から広尾方面に続いている黄金道路の覆道にアザラシがいましたよ！
すご〜く大きい！ 他の覆道にはラッコや、イルカなど可愛い動物がたくさんいました。
「えりも大好き！！」えりも町にお住まいのアザラシ夫婦さんのＨＰです！
ゼニガタアザラシの観察ポイントなどこちらをご覧になってくださいねっ♪
「風の館」にはこちらの妻アザラシさんが描かれたアザラシのイラスト等が
いっぱい展示されています！私はこの絵の大ファンで〜す＼（＾〇＾*）／
襟裳岬の売店には、とにかく、あざらしぐっずがメチャクチャいっぱい！
岬オリジナルグッズなどもありました。おすすめは、えりもシールクラブが
発行している小冊子「ゼニガタアザラシ」ですね♪この本の収益金の
一部はゼニガタアザラシの調査、研究にあてられるそうです。
