あざらしの雑誌・他

 

 

雑誌名・他

特集内容

Anima アニマ  7

1976年 NO.40

平凡社

「忘れられていた動物 ゼニガタアザラシ」(写真・新妻千尋 文・新妻昭夫)・・・・・あまり知られていなかったゼニガタアザラシを天然記念物の指定にしょうとする活動等の話。ゼニガタアザラシの生態の話。授乳や遊びを図で紹介などなど。
Anima アニマ  9

1979年 NO.78

平凡社

内表紙に北海道・大黒島のゼニガタアザラシの写真(写真・江川正幸)

「世界の海獣」(写真・中村庸夫)・・・・・いろいろな海獣の写真の中にゴマフアザラシが登場

「ゼニガタアザラシの親子」(写真・江川正幸 文・新妻昭夫)・・・・・北海道・大黒島のゼニガタアザラシの観察記録。自分の赤ちゃんじゃない子を背中に乗せて泳いでいたというビックリな関係が興味深いです。大黒島の上から見たとっかり岩(上陸場)の写真もあり。

「アザラシはどんな動物か」(内藤靖彦)・・・・・分類・分布・繁殖(かなり詳しいです)。このページの最後に「ゼニガタアザラシを天然記念物に」(和田一雄)の文があります。

「海に入ったけもの アシカ類の起源をさぐる」(和田一雄)・・・・・鰭脚類の起源を専門的に。

Anima アニマ  3

1983年 NO.121

平凡社

表紙・アザラシ猟の絵

「流氷上の狩人たち オホーツク海のアザラシ猟」(西本豊弘)・・・・・オホーツク文化で発達した海獣狩猟の方法の解説や遺跡から出土したの狩猟道具品の当時の使用法など。

「ツンドラとタイガに動物を追う」(D・B・イェスナ―)・・・・・先史時代の極北民族の生活。食料資源としての海獣類の話のところに皮などの再利用として、アザラシの腸で作った防水服を着たアレウト人の写真が載っています。

Anima アニマ  6

1987年 NO.176

平凡社

巻頭カラー

「氷原のタテゴトアザラシ」(榎本功)・・・・・カナダ・セントローレンス湾のタテゴトアザラシの写真数ページ。説明・訪問記。

Anima アニマ  9

1990年 NO.216

平凡社

特集ページの表紙に襟裳岬のゼニガタアザラシの写真(写真・倉沢栄一)

「1500メートルを一気に潜る!巨漢キタゾウアザラシが持つ驚異の潜水能力」(バーニィー・J・ル・ブフ)・・・・・カラーページを含む見開き5ページでグラフなどを使い潜水時間・深度・回数・頻度など詳しい内容です。

「天使のハープに守られて グリーンランドの氷の恋人」(デービット・M・ラビーン)・・・・・毛皮猟、漁業への影響・アザラシジステンバーの媒介者問題。など

「世界の鰭脚類はいま」(永戸豊野)・・・・・モンクアザラシなど危機状況にある鰭脚類の話。高木春山の「本草図鑑」に描かれている絶滅したニホンアシカの絵も載っています。

「豊饒の湖にアザラシを訪ねて 世界でただ一種、淡水にすむ鰭脚類」(原 剛)・・・・・バイカル湖にバイカルアザラシを見に行った記者の話。

「北海のアザラシ病院」(写真・三宅礼香)・・・・・オランダ・テセル島のアザラシ病院「エコ・マーレ」のアザラシ保護活動の紹介。

「アザラシの来る浜辺 日本の海獣ウオッチングガイド」(文・中岡利泰 写真・石井英二、倉沢栄一)・・・・・襟裳岬、知床、網走湖、石狩川河口、尾岱沼、などアザラシなど海獣がみれる場所の紹介。ゼニガタアザラシの保護や漁師問題のこともあり。写真がすばらしい。

Anima アニマ  4

1992年 NO.235

平凡社

「驚くべき海獣の回復 ゾウアザラシはどのようにして増えたのか」(文・箱山洋 写真・内藤靖彦)・・・・・キタゾウアザラシが商業捕獲され一時100頭足らずまでに減ってしまった、彼らが8万頭までに回復した過程
NATIONAL GEOGRAPHIC

1997年3月号日本版

日経ナショナル・ジオグラフィック社

表紙はアゴヒゲアザラシのアップ写真

「アゴヒゲアザラシ北極海の流氷に暮らす親子を観察」(文・キット・コバックス 写真・フリップ・ニクリン)・・・・・アゴヒゲアザラシの調査の話。背中に発信器をつけたり、母乳を採取したり。子アザラシがとっても可愛い♪

SINRA シンラ  3

1994年

新潮社

「氷のゆりかご セントローレンス湾、タテゴトアザラシ誕生の季節」(写真・文・岩合光昭)・・・・・すべてカラーで見開き7〜8ページ。誕生から独立までの3週間。写真がとても素晴らしい!
生物の科学 遺伝 

2000年12VOL・54

裳華房

「バイカル湖に閉じこめられたアザラシの生活とその環境」(宮崎信之)・・・・・バイカルアザラシの細かい形態から行動・生活など。発信機をつけたアザラシの季節ごとの湖の生活場所等の表や、湖の環境汚染やジステンバーの問題など専門的です。
国立科学博物館ニュース324号

1996年

財団法人科学博物館後援会

表紙は襟裳岬のゼニガタアザラシ(写真・倉沢栄一)

「アシカとアザラシのミッシングリンク 鰭脚類の進化をめぐる最近の話題」(甲能直樹)・・・・・鰭脚類の形態に基づいた従来の系統仮説から、分子に基づいた系統仮説の新説の専門的な話。祖先と言われている「エナリアルクトス」や「アロデスムス(デスマトフォカ科)」の復元図や「アロデスムス」の全身骨格化石のレプリカの写真など珍しいものも載っています。他にも数種類の頭蓋の写真もあります。

自然保護 7

1987年 NO.302

財団法人日本自然保護協会

「ゼニガタアザラシの赤ちゃん生け捕り」(中村利泰)・・・・・法の網にかからない、国内で唯一繁殖する鰭脚類のゼニガタアザラシの保護の話。数頭の赤ちゃん(パップ)が数頭生け捕りにされて水族館に送られた話しも載せ保護を訴える内容。
自然保護 11

1989年 NO.330

財団法人日本自然保護協会

「アザラシが見せてくれたもの」(藤端正樹)・・・・・襟裳岬の「見えない」アザラシと水族館の「見える」あざらしについて、ネイチャーエッセィです。
週間朝日百科 

動物たちの地球51 哺乳類UB

アザラシ・アシカ・オットセイほか

1992年 朝日新聞社

表紙に換毛期のミナミゾウアザラシの群れの写真(写真・D・Allan)   全ページカラー

「アザラシやアシカは海に帰った哺乳類だがそれでも陸から離れられない」(新妻 昭夫)・・・・・食料は海に求め、繁殖は基本的に陸上(ないし氷上)で行う鰭脚類の陸・海二重生活のお話。

「雌がハーレムに入る理由−キタゾウアザラシ」(B・ルボウフ)・・・・・雄雌の利害・セクハラからの避難所・選択の主導権は雌にある、などなど。すごい数のハレムの写真が圧巻です!

「1500mももぐるアザラシ」(箱山 洋)・・・・・耐水記録装置をつけたキタゾウアザラシとウェッデルアザラシの潜水の話。両アザラシの潜水パターンのデータ−表も。

「氷の下の熱い攻防−タテゴトアザラシ」(新妻 昭夫)・・・・・カナダ・セントローレンス湾のタテゴトアザラシの子育てを終えるの雌を雄達が待ちわびている様子のお話。

「氷雪の中に巣をつくる−ワモンアザラシ」(川島 美生)・・・・・子育ての時に雪洞を作るワモン。1頭が数個の雪洞を作った記録の話。バイカル・カスピカイの写真・話も有り。

「暖海の原始種−モンクアザラシ」(新妻 昭夫)・・・・・おもにハワイモンクアザラシのお話。浜辺で寝ている野生アザラシの写真が可愛い♪ チチュウカイモンクアザラシの洞窟で繁殖するという珍しい習性の話と洞窟の中の赤ちゃん写真。

「アザラシの仲間たち」(新妻 昭夫)・・・・・ズキン・ハイイロ・クラカケ・ヒョウ・ロス・カニクイ・ゴマフ・ウェッデルアザラシ達の野生の画像がみごと!各アザラシの説明付き。

「臆病、だけどしたたか−ゼニガタアザラシ」(川島 美生)・・・・・ゼニガタアザラシの生態・育児などなど。どの写真も見事ですが、水中でタコを口にくわえている写真は面白くて可愛いです♪

アシカ・セイウチの話も多数有り。江戸時代に描かれたニホンアシカの絵がとっても良く描けてます

サンチャイルド・ビッグサイエンス 2月号

あざらしのあかちゃん

1997年

子供向け本の特集本・タテゴトアザラシの生後0〜30日まで順をおって説明している写真集のようなもの。全27頁カラー。A4よりひとまわり大きめ。写真は岩合写真事務所・内山晟動物写真事務所・オアシス・小原玲・ネイチャープロダクション提供しています。
こどもとしぜん1月号

あざらしのあかちゃん

2000年ひかりのくに

子供向け本の特集・タテゴトアザラシの成長とアザラシの簡単な説明付きです。19頁カラー。写真は岩合写真事務所・内山晟動物写真事務所・中村康夫提供しています。
しぜんキンダーブック

あざらし      @

1998年フレーベル館

子供向け本の特集本・タテゴトアザラシの成長を説明している写真集のようなもの。全28頁カラー。他にも日本にいるアザラシ5種類と世界7種類のアザラシ写真付き。最後頁に詳しい説明もあり。写真はアニマルズ・アンド・アース ボルボックス(中村康夫)