国内の水族館・動物園や日本近海でみられるアザラシです。
アザラシの種類って全部で19種類もいるんですが、そのうち国内で
10種類ものアザラシを見ることができるなんて!日本はアザラシ天国です♪
「ゴマちゃん」の愛称で有名なアザラシ。一年中北海道近海に住み着いているこもいますが、多くは
流氷とともに冬に訪れます。全体的に胡麻のような班があり、流氷の上で子育てをするので外敵から
目立たないように赤ちゃんは白い毛に覆われて生まれてきます。多くの水族館・動物園などで見ることができます。
(一部のアザラシは除きますが)アザラシの体の模様は1年1回の換毛期がきて抜け替わっても同じ所に
同じ柄の毛が生えてくるんですよ♪水族館などでお気に入りの個体を見つけて、そのアザラシの柄を覚えてみると
楽しいかもねっ♪よく見ると1頭1頭、毛の柄ってぜんぜん違うもんですよ!
全体的に黒っぽく名前のとおり銭型(昔の穴の開いたお金のかたち)の模様が全体的にあります。
岩場で繁殖する為生まれてくる赤ちゃんは白色ではなく親と同じ色柄で生まれてきます。
日本で繁殖している唯一のアザラシで年間を通して北海道の東部、襟裳岬や大黒島などの岩場で見ることができます。
国内では北海道内の水族館や動物園で多く飼育されています。
日本近海で見られるアザラシの中でいちばん大きい種類で名前のとおりアゴヒゲが立派です。
北半球に生息するアザラシの中では、珍しくおっぱいが四個あります→(おっぱい画像こちら)
他のアザラシと大きく違うのは前鰭の指がほぼ同じ長さで揃っています。↓
東京の多摩川に現れたタマちゃんがこのアゴヒゲアザラシです。
名前のとおり輪っかのような模様があります。アザラシの中では一番小さい種類です。
圧力でできた氷の隆起や雪の覆われた場所に育児室(雪洞)をつくってその中で子育てをします。
現在国内の水族館・動物園などでは見ることができません。(たまに保護されることがあります。)
赤ちゃんは白い毛におおわれて生まれてきますが、正獣になると↓のように鞍をかけたのような模様になります。
←はく製
@@@@@↑ここまでのアザラシは日本近海に生息しています↑@@@@@
南極周辺南半球に生息しているアザラシです。いちばん大きなアザラシです。あっかんベーアザラシとして有名ですね!
オスは鼻が発達して、ふくらますと口の前に垂れ下がるほどです、なのでゾウの名前が付いたんですね。
野生ではオスがたくさんのメスを集めてハーレムをつくります。
国内では江の島水族館・二見シーパラダイスで見ることができます。(国内では現在4頭)
ロシアのバイカル湖にしか生息していない珍しいアザラシです。毛に模様はありません。
子育てはワモンアザラシと同じく雪洞を作ってその中でするそうです。そのため爪が発達していると言われています。
カスピ海に生息しているアザラシです。毛は全体に灰色で明瞭な黒っぽい班があります。
頭の形はワモンアザラシと似ています。鴨川シーワールドで繁殖に成功(飼育下で世界2例目)
したのですが、残念ながら亡くなってしまいました。
ポストカードなどで使われている真っ白い赤ちゃんの写真はこのタテゴトアザラシの赤ちゃんの場合がとっても多いです。
成体になると背中に竪琴の形のような模様があらわれることからこの名前が付けられています。
↓ これから毛の模様が変わっていきます。 国内では鴨川シーパラダイスで見ることができます。
鼻づらが長いのが特徴ですね。メスは灰色ですが、雄は年をとる徐々に黒っぽくなるそうです。↓左がオスです
以前「キタゾウアザラシ」も国内で飼育されていましたが、残念なことに亡くなってしまい現在は国内で見ることができません