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はじめてのプール(5月24日撮影)

 

 
お魚の切り身(ホッケ)を自力で食べられるようになったスモモマロンは、狭いケージ(浴槽)から開放されて、今年保護されてきたゴマフアザラシのシゲちゃんイソッペの2頭と一緒に、トドプールの裏にある部屋で共同生活にはいります。
初めは、それぞれがいがみ合ってケンカ寸前の状況ですが、日を追うごとに慣れてきて1週間もしないうちに自然と生活する上でのルールができあがります。
下の写真は仲良さそうに(?)川の字に並んで休んでいる様子です。

 


左から スモモ、マロン、イソッペ、シゲチャン

 

 
はじめて大人のいる深いプールで泳ぎました。
あわてて飛び込んだプールは、これまで経験したことのない脚の立たない深いプール。泳ぎを止めたスモモはそのまま沈(ちん)してしまい、かなり慌てました。(笑)
マロンのほうは以外と泳ぎがうまく、余裕が感じられました。

 


沈んでいくスモモ

 


呼吸を整えるスモモ

 

 
余裕のマロン

 

 
ステージに上がってひと休み

 

 

このような泳ぎの訓練の時間を一日一回設け、時間を少しずつ長くしていきます。
およそ、1ヶ月後には大人にチョッカイをだしたり、ガラス越しにお客さんと遊んだりと...ぎこちない動きも取れアザラシらしくなります。

 

 

 

 

 

 

このページは2005年11月3日に閉館してしまいました北海道の「広尾海洋水族科学館」のサイトの一部を了承を得て保存し公開しているものです。

「あざらしみてきたよ!」 http://www.ne.jp/asahi/kanda/azarashi/