いろいろな習性があるんだね!
ウミガメの涙の正体は?
ウミガメは卵を産むときに涙を流すとよくいわれますが、別にお産が苦痛で泣いて
いるわけではないのです。いつでも涙を流しているのです。
ウミガメは、海水を直接飲んで水分を補給しているのですが、余分な塩分を体外に
排出しなければなりません、これが涙を流しているように見えるのです。
カバが血の汗をかく・・・?
カバの汗も、かいたばかりのときは、人間と同じ透明なのですが、それが
徐々に真っ赤に変わっていくのです。
これは、汗 に含まれている色素が、空気に触れて酸化し赤く変化してしまうのです。
ハエが手や足をこするのはなぜか?
ハエの足の先には吸盤のようなものがついています。
そのため壁や天井を自由に歩きまわれるのですが、吸盤にゴミが付くとその
効力は失われてしまいます。
そこで、ゴミを落とし、唾液を塗り湿り気をあたえているのが、あの手足の
すりあわせなのです。
ネズミは空腹でなくても柱をかじる?
ネズミが柱などをかじるのは、一生伸び続ける門歯をすり減らすためなのです。
ネズミはげっし類に属する動物で、上下両アゴに二枚ずつの門歯があり、それがたえず
どんどん成長して、そのままにしておくと歯がうまくかみ合わなくなるため、
木やガス管などをかじってすり減らす必要があるのです。
牛はなぜ赤い旗に興奮する?
牛は、赤い色に対して怒るのではなく、自分に対して、旗や布が怪しげに振られるので、
強い危険を感じて暴れるのです。
人間と同じように色の区別がよく分かる動物は猿ぐらいのもので、牛の目にはすべてが白黒
の写真のようにしか映っていないのです。
なぜ馬は鼻が大きく鼻息があらい?
馬の呼吸の仕方はちょっと変わっていて、人間や犬などのように口では息ができず、
鼻だけで呼吸しているからです。人間や犬は普段は鼻で呼吸していますが、
激しく運動して苦しくなると口で息をします。しかし、馬は鼻だけでしか呼吸できないので、
鼻が大きく走った後の呼吸があのように荒いのです。
タヌキは本当に狸寝入りをする?
タヌキはごく気の小さい臆病な動物で、すぐ気絶してしまうのです。驚かされたり、
物を投げられたり、追い詰められたりすると、ショックのため急にひっくり返って
倒れてしまうのだといわれています。
鳥は眠ってもなぜ木から落ちない?
普通の小鳥が木の枝に止まって眠っても落ちないのは、木の枝を握っている足指が、
体重によって自然にしまるようにできているからです。小鳥が木にとまって足に体重がかかると
、足のかかとは後方に曲がります。すると、かかとの後側についている筋肉が引っぱられるため、
自然に足指がしまるわけです。
鳥の卵がいわゆる卵型なのはなぜ?
鳥の卵は、もともとは白くて丸かったのが、次第に現在のような形に変わったものといわれます。
これは、親鳥が卵を抱いて温める際、誤って転がしても、そのまま転がっていかずに、
卵は軸を中心に回転して、自然に元の位置に戻ってくるようになっているのです。
ウミガラスやペンギンなどのように、断崖や岩の上に産卵する種類の鳥ほど、
その卵の一方の端がとがっていますが、反対に、フクロウなどの卵は木の穴に産卵するため、
落とす心配がなく球形だといわれています。
花瓶に十円玉をいれるといいのはなぜ?
花瓶の中は細菌やカビにとって住み心地のよい環境です。これら水中の微生物が切り口で
繁殖して水分の吸い上げをさまたげるため、花はしおれてしまうわけです。
使用中の十円銅貨は、表面がわずかに酸化されていて、酸化銅の薄い膜ができています。
この十円玉を水の中に入れると、ごく微量の銅イオンが水中に溶け出します。
銅イオンはほんのわずかですが、微生物の繁殖を妨げるのには十分役立つのです。
クモにコーヒーをのませたら?
そのひま人は、ピーター・ウィッドという薬理学者。
彼はクモに薬物を投与して、できそこないの巣ができることを発見しています。
たとえば、コーヒーなどに含まれているカフェインを与えると、クモは一種の錯乱状態になり、
まるででたらめな角度の巣をつくり出したそうです。
ハチは一度刺したら死ぬの?
一度刺して死んでしまうのは、ミツバチだけなのです。
ミツバチの針にはたくさんの逆とげを持っているため、一度刺すと針が体からとれてしまうのです。
しかし他のハチの針は、小刀のようになっているため、相手の皮膚を切り裂いて毒を注入します。
ハブは温かいものを襲う
ハブの目と口の間には赤外線感受器という熱を感じる器官を持っていて、温かいものが自分に近ずくと、
真っ暗やみの中でも相手に襲いかかるのです。
ハブが熱を感じて反応する時間は、人間が見たものに反応する時間の10分の1(0.035秒)だそうです。
ウナギは刺身でたべられる?
ウナギは刺身では食べられないのです。ウナギの血液中にはとても強い毒があり、特に目に悪く
血が目に入ったりしようものならすごい痛みを感じるそうです。
ウナギの血液は、いぼ・夜盲症・けいれん・腹痛によいと言われますが、使い方をあやまれば
毒となってしまうのです。
ただし、この毒は熱に弱く、煮たり焼いたりすると消えてしまうため、ウナギは、かば焼きが
一番なんですね。
カメレオンの体の色はどうやって変える?
カメレオンが素早く体の色を変えられるのは、体の表面にあるメラノサイトという色素細胞の大きさを
自在に変えられるからです。この細胞が小さな球状の形のときは、体は明るい色ですが、大きく枝状に
広がると、たちまちに暗い色に変化するのです。
タコ・カレイ・コウイカ・スミイカなども同じように体の色を変化させます。
ホタルはどうして光る?
ホタルやツチボタルは、体の中でおきる化学反応を利用して熱のない光り(冷光)を出します。
光りを発するのは、消化器の末端部で、脂質に富んだ組織が集まっているところです。
この組織の中には神経と空気の通る管が通っています。神経が空気の管を刺激すると酸素が送られ、
脂質組織の中にあるルシフェリンという化合物と反応します。すると青白い冷光が発生するのです。
猫が毛を逆立てるのはなぜ?
人間の髪の毛と同じように、猫の毛も皮膚の中の小さな袋状の小胞から生えています。
これには小さな筋肉がついていて、同じ向きに毛を傾けてそろえています。
人間がものすごく驚くと体内にアドレナリンホルモンが反射的に分泌されますが、猫はこの
ホルモンの作用で体じゅうの毛根についている筋肉が一度に収縮し、その結果、毛が逆立つ
ことになるのです。
ゴキブリとトンボは、どちらが先輩?
ゴキブリはこの地球上に2億8000万年も前から住んでいます。ところがトンボのほうは
もっと先輩で、3億2000万年も前の石灰紀からいるそうです。
タツノオトシゴはオスが子を産む?
タツノオトシゴのメスはとても無責任で、オスのお腹にある袋の中に産卵すると、蒸発して
しまうのです。生みつけられた卵は袋の中を通るときに受精します。
タツノオトシゴの出産はとても大変で、岩におなかを押し付けたり、身をよじったりと
すべての子供を生み出すのに数日かかるそうです。なかには、出産の苦しみに耐え切れず
死んでしまうオスもいるのです。